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規格住宅TOGODESIGN CABINの完成見学会を行わせていただくことになりました。
場所は愛知県の小牧市です。詳しい申し込み方法などはトップページをご覧ください。
今回の規格住宅は、オプションの増築仕様となっています。
標準仕様の建物の1階と2階にそれぞれ6帖程の部屋が加わりました。
標準仕様の建物は1人〜2人が暮らすのに適していますが、今回の増築仕様では4人家族が暮らせます。
他にも吹き抜けにスノコを設置したりもしています。
現在も外構工事を行なっていますが、見学会の時には外構にも植栽が入り写真の状態よりも整います。
設計事務所が提案する規格住宅はまだまだかなり珍しいものだと思いますので、この機会に是非ご覧ください。
名古屋もいよいよ寒くなってきましたが、見学会開催当日は暖かくなることを願っています。
西本町の家の完成見学会の開催日程が決まりました。
場所は愛知県の名古屋市近郊です。詳しい申し込み方法などはトップページをご覧ください。
現在工事は急ピッチで最終段階を迎えています。
本日はキッチンが設置され、漸く住宅らしくなってきました。
タイルとキッチンの扉のラワンの相性もバッチリです。
光の差し込み方や光によるタイルの表情の変化、光と影が創り出す空気感も計画通り上手くいった事を確認できました。
設計事務所が設計する住宅と、それ以外の住宅の違いというものは建ててみないと簡単には理解し辛いものですが、その一旦はこのような形としては見えないところに表れてくると思います。
見えないのに表れる、なんだか不思議です。
これらは、じっくりとデザインや設計に時間をかけ多くの物事を検討する事によってやっと達成されます。
名古屋はまだまだ涼しいとは言い難い日々ですが、この様なところに価値を感じていただける事を願って日夜デザインや設計に励んでいます。
梅雨らしい毎日が続いていますが、梅雨が明けたら蒸し暑い蒸し暑い名古屋の夏がやってくるのかと考えると憂鬱です。
そんな中、西本町の家も建て方が終わり工事が進んでいます。
この住宅は木造です。構造体は、ほんの一部には松を使っていますが、柱も梁も全て檜を使用した住宅です。
そして耐震等級3相当の構造設計となっています。
緑色に見える部分は気密シートで、これによって建物の気密を確保します。よく言われる高断熱・高気密の家です。
住宅の設計は、設計事務所に勤めている頃から設計事務所を初めて今に至るまで基本的に高断熱・高気密の仕様でおこなっています。
20数年前には高断熱・高気密の仕様はまだまだマイナーでしたが、夏は涼しく冬は暖かいというその快適性に驚いたものです。
当事務所がある愛知県や近郊の夏の暑さは過酷なので住宅の性能はある程度以上は確保したいと考えています。
また、大事なポイントとして、断熱性を高めて一年中を冷暖房器具に頼れば良いとは考えてはいません。
高断熱・高気密の家というと常に窓を閉め切って冷暖房器具に頼るというイメージがあるようですが、窓を開けた時の室内の空気の流れも検討しているので、窓を開けられる季節には窓を開けて心地よい風を感じることができます。
基本的に窓は積極的に開けて、外部の空気を感じていただきたいと考えています。
住宅において、外部との繋がりはとても大事だと思っているからです。
先日、愛知県内で2階建の木造住宅「西本町の家」が着工しました。
まずは地盤調査を行い地盤を確認します。
この敷地は地表から深さ2m程度までが緩かった為、地盤改良を行う事となりました。
建物が建った後に地盤の関係で何らかの問題が起こった時の保証を得たいのであれば「地盤調査」を行い、必要であれば「地盤改良」を行って「地盤保証」を受ける訳です。
地盤地盤と用語がいろいろややこしいかとは思いますが地盤改良にかかる費用は見落とされがちなので、これから新築住宅を検討される方々は頭の片隅にでも覚えておかれると良いと思います。
その後基礎工事へと進んでいきます。当設計事務所では住宅の設計でも基礎もきちんと構造計算を行い設計をしています。
今日の名古屋は程よい暖かさでしたが最近は黄砂がひどいのでちょっと雨が降ると車が泥をかぶったようになります。早く黄砂の時期が終わってほしいです。
この住宅を設計する際には、集いやすさとは何なのかを改めて考えてみた。
集うという事は結局のところ人に大きなファクターがあるものの、空間には果たして何ができるのだろうかと。
集う人達を包み込む空間の居心地の良さはもちろんだけど、集うに至る過程や状態も大事なのでは無いかと考えた。
要するに来客者がここへ至るまでと、この場に滞在している時の状態が重要なのだ。
あの人は壁が無い性格だから話しやすいね、なんて表現をすることがある。
これと同様に空間も、壁がない、つまり境界がない方が集いやすいのではないだろうか。例えば道端や公園での井戸端会議がそうである。
これが、家のチャイムを鳴らし、玄関のドアを開け、靴を脱ぎ、お邪魔しますといって家に上がるという過程を想像すると、これらの1つ1つは壁であり境界である事に気づく。
特に靴を脱いだり履いたりという行為は面倒であるし大きな壁となっている。
普段はあまり意識しないだろうが、玄関のあの段差はとても大きな境界なのである。
最近はもういないが、押し売りだって玄関までは入って来てもずけずけと靴を脱いで家に上がり込んできたりはしない。
境界とは来るものを拒むこともできる強い力を持っているものなのだ。
話が長くなってしまったが、この住宅では来る者を拒まないように玄関の段差という境界を取り払い、集いやすくしようと考えるに至った。
それが、玄関の扉をあけて靴を脱ぐこともなくダイニングテーブルを囲むことができ、そのままトイレにも行ける広い広い土間の空間である。
煩わしさを減らし、楽しい時間を妨げない、そんな来客者に開かれた家となった。
ただ土間にするのではなく、何の為に土間にするのか、その目的がとても重要であるように思う。
あけましておめでとうございます。
昨年は大変な一年となりましたがひたすら走り続けました。
バタバタと走り続けていたせいか気がつけば雑記も再び結構な期間が開いておりました・・・。
とは言うものの、ちょっと最近楽しくなっているハイキングで頻繁に息抜きはしていました。
普段、住宅設計などの仕事では座っていることが多いので常々身体を動かさねばヤバイっ!と思っておりましたが、漸く苦にならない身体の動かし方を見つけた感じです。
さて写真の場所は鈴鹿セブンマウンテンの1つ、竜ケ岳です。
私が住む名古屋からは比較的近い距離にあるので気軽に出かけることができます。
行くまでの距離もさることながら、山の高さも1000メートル程なので全てにおいてハードルが低いのも良いです。
山頂へ向かうルートは沢山ありますが、初めて訪れたので一番短い表道登山道で登ってきました。
登り始めはいきなり急登が続きますが、尾根に出れば写真のように一気に開けた熊笹が茂る景色となります。
このような景色の中を尾根伝いに歩くのは、ここまで登ってきたご褒美のような感じです。
それから、毎日目にしている私たちの街を囲む小さな山々にも沢山の歩く為の道があるという事実を、歩く事に興味をもち初めて知りました。
これについては、こんな世界があったのか!という新鮮な驚きでもありました。
更にはそこを歩く人たちの多さにもびっくりしました。自分が知らないところで既にこんなに多くの人達が密かに楽しんでいたとは。です。
自分が知らなかっただけなので全然密かではないのですが、新しい事を知る楽しさは幾つになっても変わらないものです。
それでは良い一年となる事を願いつつ、今年もよろしくお願い致します。
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