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日が暮れる時間がすっかり早くなりました。
一日が短いような気がしてしまい、なんか損をしているような毎日です。
先週の日曜日に、ホームページからお問い合わせをいただいたお客様と過去のTOGODESIGNの住宅を見学に行ってきました。
この様な場合の流れは、
1>>まずは事務所にお越しいただき初顔合わせ。家を建てる際に解らない事(予算・流れ・期間・設計事務所の仕事とはなんなのかなどなど)の説明や、お客様からのご相談をお聞きします。
2>>その後、お客様が住宅の見学を希望された場合にご案内しています。
見学に行ってきたのは、お客様が平屋の家を希望されていたこともあり「坂の上の家」(写真上)と「いきいきHOUSE」(写真下)の二軒です。
住宅の場所が多治見市と常滑市という事もあり1日をかけての見学ツアーという感じです。
昼食も地元の美味しい物を食べたりと、ちょっとしたイベントのような感じで楽しくもあります。
見学をされたお客様にとっては、そこに住まう施主さんに生の話が聞ける事が非常に有意義のようです。
最後に、見学させていただいた二軒の住宅のご家族の皆様、お忙しい中見学させていただき本当にありがとうございました。
気が付けばいつの間にか11月です。毎日暖かいので本当に気が付けば・・・・という感じです。
写真を整理していたら、今年の初めに竣工した「いきいきHOUSE」の建て替え前の建物の写真(上)が出てきました。
よく都市の古い写真と近年の写真を並べて、風景を比べたものがありますが似たような事をしてみました。
建て替えは最近の事とはいえ、意外と昔の建物がどんな形だったか、近所はどんな風景だったのか忘れがちです。
上の写真の奥に見える赤っぽい壁の家も既に現在の写真にはありません。
この風景もどんどん変わっていってしまうのでしょう。
こうして見ると一つの建物が建て替わるだけで随分と風景も変化します。
そう考えると、当たり前の事ですが建築家の責任は都市の風景において極めて大きいものだと改めて感じます。
建物をデザインする際にいつも頭の片隅にあることは、竣工直後であっても以前からそこに存在していたかのような建物にすることです。
風景に溶け込むというかなんというか・・・・・です。
ところで、このような写真を見て一番感慨深いのは、やはりここに住まう施主さんでしょうか。
夏も終わって秋ですね、なんて思っていたら昨日今日と真夏のような日差しでした。
そんな中やっとイッシキハウスの撮影に行ってきました。
外での撮影はホントに暑い。
近々「仕事のページ」に撮った写真をアップします。
立て続けに、「いきいきHOUSE」「みんなの家」もアップします。
写真はやっぱり奥が深いと最近改めて実感しています。
完成間近の現場に行ってきました。現在は外構を中心に工事が進んでいます。
住環境の良し悪しとしては、外構をキッチリやるかやらないかで物凄い差ができる訳ですが当然それなりの費用もかかります。
塀は長くなればなるほど費用がかかるし、タイルも貼る面積が増えれば増えるほど費用がかかる。
毎回外構の工事に入ると思うのですが外構が仕上がってくると建物もぐっと活きてくる。
その効果はかけた費用以上であると感じます。
折角地面の上に家を建てるのであるから、敷地全体をめいっぱい生活空間として使いたい。
常々そう考えているので、家の中と外の行ったり来たりをしやすくしたり、庭に居心地の良い場所をつくったり、庭を眺めているとついつい外に出たくなるような中と外の関係をつくったりしています。
今回もそんな感じでいろいろと想いを巡らせてデザインしてきましたが、上手く出来たでしょうか。どうでしょう。
これまで6回にわたって雑記を書いてきました「みんなの家」のオープンハウスを開催します。
[日時]2011年8月7日(日) 午前10:00~午後17:00
[場所]知多郡武豊町
この度お施主様のご好意により、7月末に完成する住宅のオープンハウスを行います。
この住宅は、ここに住む人それぞれが、またここを訪れる人も楽しく・心地よく過ごせるようにデザインしました。
そして、みんなのお気に入りになるようにとの想いがあります。
この住宅には「玄関」や「リビング」など名前を聞けばおおよそ想像がつくような部屋はありません。
全ては心地よく過ごせる場所がそこにあるだけです。
ホームページでは伝わらないここでの生活の一面を、この機会に是非とも皆様に体感していただきたいと考えております。
当日は設計者、施工者共一日待機しておりますので、ご質問や住宅に関するご相談などもお気軽にどうぞ。
南面の大きな開口部です。まだサッシの取り付けが出来ない為ブルーシートで覆ってあります。
敷居と鴨居も既に付いており、綺麗な桧なのがわかります。
軒裏の板も桧ですが、見せ場となる部分にはこの建物で使う材料の中で綺麗な物を選んで貼ってもらっています。
ここだけを見ると、物凄く上等な材料ばかりで出来ている建物のようです。
軒裏で使わなかった材料も十分良い物ですが、メリハリをつけて素材を使うことによって更に素材も活きてきます。
天然の材料は良い部分とそうでない部分がある訳で、それを効果的に使用する事によって、かかった費用以上に良い建物になると考えています。
だんだんと完成に近づいています、楽しみです。
工事は着々と進行しております。
写真の空間は、この住宅の見せ場でもある土間です。この状態だと、まだ何がなんだか解らないでしょうが、完成すると一般的に住宅の中にはあまり見かける事の無い空間になります。
青く見えるのが断熱材で、最近の暑い天気の日でも中は涼しいです。構造体の柱より外側にポリスチレンの断熱材がある外断熱の施工状況がよくわかります。
柱の間にある斜めの部材が筋交いで、沢山入っているのは耐震等級が1.5倍の丈夫な建物である為です。耐震等級を1.5倍にすると壁が多くなり閉鎖的になりがちですが、沢山のデザインを検討した結果、開放的な空間ができあがります。
前回の更新から一ヶ月近くが経ってしまいました。
工事は順調に進んでおります。
写真は外壁仕上げの下地が貼られた状態です。
この上にガルバリウム鋼板を仕上げとして貼っていくので、もう少ししたら外観の全貌がある程度見えてきます。
一部白い部分が見えますが、あそこは外壁下地の下にある通気層です。
右手の開口部は建物の入口。そこに薄い薄い庇も付きました。
ぱっと見た感じだと、どのように固定されているのか不思議な感じですが沢山の工夫の結果、薄くても大変丈夫な庇になりました。
ゴールデンウィークも終わり、いよいよ暑さも増してきました。
一番初めに植えた植栽もすっかり薄緑の葉をまとい、以前からここに植わっていたかのようです。
建物はというと、骨組みの外側にポリスチレンの断熱材が貼られました。これは外断熱という断熱方法です。
住宅を設計する場合は、もう10年以上外断熱でやっていますが工事中にも断熱性能の高さを体感できます。
風さえ吹けば真夏でも建物の中に居ると涼しいのです。
それから屋根も形になりました。
二本の植栽と大きめの庇が作る日陰によって、写真のブルーシートで覆われている開口部がある部屋も涼しそうです。
次の工事工程は外壁貼りです。
先日、「みんなの家」の建て方がおこなわれました。
この日は通り雨が何度か降って大工さんは大変そうでしたが、何事もなく無事終了しました。
こうして構造体が建ちあがると改めてコンパクトな二階建てであることが確認できました。
建て方中の家の両隣は平屋なので、写真で見てもそのコンパクトなサイズがわかります。
設計する際にはなるべく威圧的でなく、ひっそりと佇むような住宅をめざしているので現場にて建物を眺めながら一人でうなずく瞬間でもあります。
遠めから眺めた後は、建物の内と外との関係や動線をチェックしたりします。この際も、設計段階の意図とのズレがないとホッとします。
建物のボリュームの中に身を置くと、設計段階に頭の中で想像していた生活のイメージが更に鮮明になってきます。
恐らくお施主さんも今まで以上に完成のイメージをつかむ事ができ、今まで以上に完成を楽しみにされている事と思います。
出来上がった家を手に入れるのも良いですが、建物が出来上がっていく過程でもワクワクできる事が、設計をして建てる家の醍醐味の1つのような気がします。
「みんなの家」の工事が始まりました。
現在は基礎の工事ですが、奥に見える大きな木2本は建物が建つと搬入できなくなる為、一番最初に植えました。
樹種は「ハナミズキ」と「なんじゃもんじゃ」です。とても良い樹形なので葉が茂り、花が咲くのも今から楽しみです。
基礎のコンクリート打ちが終わればいよいよ建て方です。構造体が建ちあがれば全体のボリュームもより解りやすくなります。
さて、この住宅は、北側道路のアプローチから玄関扉をくぐり、室内を通り、更に南の庭のテラスまでつづくタイル貼りの土間が大きなポイントです。
直線距離にして約18メートル!
ところで、「みんなの家」という名前ですが、この土間によって造りだされる空間で、ここに訪れる人々みんなが楽しく過ごせるようにとの想いからつけた名前なのであります。
気がつけば前回の雑記から一ヶ月以上が経過しておりました。
またまた、お久しぶりですがよろしくお願い致します。
左の写真は、先日オープンハウスをおこなった住宅の室内です。
この住宅は土間がポイントになっていて、玄関・趣味室・便所・食品庫、そして台所が土間なのであります。つまり土足で入る部屋になります。
多くの人に、台所を土間で・・・・などという話をすると大抵の場合は、「それって寒くない?」とか「使いづらくない?」とか「ホコリっぽくない?」などの質問が返ってきます。
そういう時の答えは決まって「寒くないですよ」であったり「使いづらくないですよ」であったり「ホコリっぽくないですよ」だったりします。
これらの問題は全てデザインによって解決できるのです。
住宅が完成してから、オープンハウスの時やそれ以外の時にもこの住宅である程度の時間を過ごしましたが、寒さは全く感じませんでした。
使い勝手については住んでみなければ解らない事もありますが、台所などが土間であっても違和感はほぼ感じないと思います。
逆に一般的な床上の台所よりも使い易いかもしれません。
そもそも何故これらのスペースを土間として提案したのかと言いますと、外部と内部の移動をスムーズに行う事を目的としたからです。
外部と内部の移動がスムーズになる事により、家での日常生活は今までよりもずっと活動的になり、楽しい毎日を過ごせる様になると考えたからなのです。
実際にそのようになることを願って。
本日のオープンハウスの住宅の写真です。完成しております。庭にはまだ植栽もなくさっぱりしていますが、今後いろいろと変化していく事でしょう。
お昼には窓際に腰掛けて弁当を食べさせていただきましたが、ポカポカ陽気でとてもゆったりとした時間が流れていました。縁側ではないですが、写真の窓辺に腰掛けていると「あぁ日本だなぁ・・・・」と感じます。夏にはスイカを食べたくなる雰囲気です。
南側には二階建ての建物が無く、空がしっかり見えるのも気持ちよい要因の一つです。
この南側の庭でバーベキューをしたりすると最高ですね、なんて話をお施主さんとしているとここまでの苦労は一気に記憶の中から消えていきます。
いよいよ今週末はオープンハウスです!
今日は、オープンハウスの住宅についてもう少し書いてみます。
写真は本日の現場の状況です。
床と天井の仕上は終わり、壁の左官仕上の真っ最中です。
外装の仕上は、「屋根」がガルバリウム鋼板、「外壁」は杉板に塗装です。
内装の仕上は、「床」が無垢材フローリング、「壁」はプラスター左官仕上、「天井」は床と同じ無垢板貼りです。全てが自然素材であります。
この住宅は木造の平屋で床面積は105㎡(31坪)ですが、二世帯住宅となります。ここに住まう人数は現時点で5人です。
それぞれのプライバシーを確保しつつ、共用部分は外部と存分に繋がりをもってます。
外へ中へ、外へ、中へ・・・・・・ぐるぐるぐる、という感じです。
写真の住宅のオープンハウスを開催します。
[日時]2011年2月27日(日) 午前10:00~午後17:00
[場所]常滑市内
この度お施主様のご好意により、2月末に完成する新築住宅のオープンハウスを行います。
この住宅は、常滑の町に建ち、そこに自然にあるようにとの思いがあります。
また、ここに住まう人それぞれが日々をいきいきと過ごせるようにデザインしました。
台所まで続く土間、家族それぞれの場所。文章では伝わらないここでの生活の一面を、この機会に是非とも皆様に体感していただきたいと考えております。
当日は設計者、施工者共一日待機しておりますので、ご質問や住宅に関するご相談などお気軽にどうぞ。
新年明けましておめでとうございます。
気がつけば昨年の9月から雑記の更新をしておりませんでした。
あっと言う間に昨年の一年が過ぎ去った感じです。このままボーっとしていると10年くらい経ってそうで怖いです。
しかしまあ近頃ホント寒いですね。
ところで左の写真は昨年11月に完成した住宅です。電柱がちょっと邪魔ですが仕方ありません。パソコンに画像を取り込んで電柱のみを消すなどというセコイ事もしたくないのでありのままでの掲載です。
春になって植栽の葉が茂り、芝生も緑になった頃にちゃんと撮影をしたいと考えております。
今年もがんばっていきます。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
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