愛知県名古屋市の建築家/TOGODESIGN

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「大開口サッシがある部屋の楽しみ方」 2015/12/22 togo

大きな開口幅を持つ外部サッシがあるスペースの一番の長所は、外部との関係が密接になることだと思いますが、開けた状態で過ごせる期間は1年の中でも限られてきます。
もちろん暑い事・寒い事が平気な人であればそうとも言い切れないですが。
そんなスペースをこの住宅では下記のようにデザインして、より長い期間楽しめる空間にしています。

冬場に関しては「開ける=寒い」なので窓を開け放して使う事はなかなかハードルが高いですが、このスペースに設置した蒔ストーブを焚いて火を囲みながら過ごす時間はちょっとした非日常であり、そんな楽しみ方をできるのもこの住宅の特徴の一つです。

夏場に関しては「エアコンを使いたい」とか「虫が入ってくる」と言うことが問題になりますが、写真のように南面・北面の全てに網戸を入れて解決しました。
これだけの開口部があると一般的な部屋とは比較にならないくらい風がよく通るので、日陰で過ごす自然な涼しさを楽しめるようになりました。



「オリジナルキッチン」 2015/12/04 togo

11月があっという間に終わり、気がつけばもう12月です。
笹ケ根1308SAの各部分を少しづつ紹介できたらと思っていますが、その第一弾はキッチンです。
完全なTOGODESIGNオリジナルのキッチンで、アイランドのシンク一体テーブルと背面カウンターから成っています。
シンク一体テーブルの天板はステンレスとチーク無垢材で製作し、それぞれは綺麗に同面で揃っています。背面カウンター天板はステンレスです。
また、脚及びフレームは細く仕上げたステンレスで作りチークの存在感を際立たせ、扉も全てチーク無垢材で製作しています。
キッチン周りの壁と天井はビサッサのガラスモザイクタイルを使用、チークの扉とのコントラストが綺麗です。
使い勝手についても、収納方法などキッチン周りの整理の仕方をいろいろ考えています。
【寸法】シンク一体テーブル:L3500/D900/H880・背面カウンター:L6000/D500/H880

ところで、キッチンのみのリフォームも承っておりますが、リフォームでキッチンを新しくする場合はキッチン単体で考えるのではなく、キッチンがある部屋を一体で考えるとより良いリフォームになると思います。
キッチン単体を新しくしてもそれほど効果が大きくない理由として、物が新しくなっても動線や使い勝手・その場での過ごし方が大きく変わらない為です。
「物を新しくする」のと「過ごし方を新しくする」という考え方の違いなのですが、TOGODESIGNのリフォームは「新しい生活」をつくる事だと考え取り組んでいます。



「笹ケ根1308SA竣工」 2015/11/16 togo

笹ケ根1308SAが竣工、引き渡しも無事終わりました。
また、先日のオープンハウスには多くの方々にお越しいただきありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
今回は引き渡し前に写真撮影を行いましたが、撮影しているうちになんだかんだで1000枚以上撮っていました・・・・・。
そんなに沢山撮ってどうするという話なのですが、おかげでそこから絞って行く作業が凄まじく大変でした。
写真撮影中は、実際の空間の空気感やそこで得られる感覚がなかなか表現できずに葛藤しておりましたが、とうとう写真でそれらを表現する事は叶わなかったように思います。
近々仕事のページにアップしますが写真以上を想像しながらご覧いただければ幸いです(笑)



「今週末はオープンハウスです」 2015/11/03 togo

いよいよ竣工間近です。そして今週末の8日にはオープンハウスを行います。ご興味ある方はお問い合わせください。
私が通常選択しない仕上材料の一つに花柄の壁紙があります。
ところが、今回のお施主様の奥様より花柄の壁紙を使いたいとの強い要望がありました。使うからには思い切り乗っていこう、そう思い花柄の壁紙についていろいろ考え、どのように使うのが良いのか考えました。
結果、簡単に言ってしまうと派手で綺麗な柄を選び広い面積に貼るのが最良という結論になった訳ですが、広い面積に貼るとなると壁よりも天井が圧倒的に面積があります。
したがってこの住宅では数カ所の天井に使用しましたが、杉板ばかりの建物の中にある花柄の壁紙はとても良いアクセントになりました。
ちなみに写真の天井の花柄の壁紙は、建具を開くと向こうの部屋まで続いています。
写真ではなかなか実際の雰囲気は伝わらないのですが、お施主様(奥様)は元よりお施主様(ご主人)や世の中の多くの男性からも「いいねコレ」と言っていただける雰囲気になっています。
材料はウィリアムモリスなどの壁紙を使用しています。
自分自身にとってもデザインをする上での幅が広がり、とても勉強になりました。



「ダイニングテーブル納品」 2015/11/01 togo

TOGO DESIGNでは「ティッシュボックス」と名付けたダイニングテーブルを、デザインを進化させながらいくつか造ってきましたが、その最新バージョンの納品をしてきました。
このテーブルの特徴は、天板に開けた穴からティッシュを取り出せるというものです。
日常生活においてティッシュは欠かせないものとなっていますが、置く場所に困ります。ダイニングテーブルに置いておくと非常に便利ですがとても邪魔です。そんな不満から生まれたのがこのテーブルです。
見栄えはすっきりしているがティッシュはいつでも手の届く範囲にある為心地よく日常生活がおくれます。

今回のバージョン5では、ティッシュの箱の取付方法を一から見直し最小限の仕組みにしました。ティッシュを取り出す機能が無いテーブル以上に美しい形を目指してきましたが、見事に達成できたように思います。
ここだけの話、実物の方が写真で見るよりだいぶ良いです。
他の写真は仕事のページをご覧くださいませ。



「キッチンも設置され」 2015/10/30 togo

キッチンも設置され、蒔ストーブも設置され、建具も取付られました。
現場もラストスパートという感じで沢山の職人さんが忙しく作業しています。
そして写真のキッチン周りですが、ガラスモザイクとチークの扉が良い感じの雰囲気を醸し出しています。
キッチン扉のハンドルはシンプルですが周りの素材に負けていない感じです。
施主さんもここまで出来上がってくるとかなりテンションも上がるようで・・・・相当喜んでおりました。
今回はほぼお任せで設計・デザインさせていただいたので、施主さんも出来上がって初めて解る事も多いようです。
いろいろお任せいただいた場合の方が、全体のバランスが良くなる事は間違いないのですが、そこは信頼関係が大きく関わってくるので常にそのように行くものでもないところがなかなか難しいのであります。



「最終段階」 2015/10/26 togo

笹ケ根1308SAの工事も最終段階に入ってきました。
現在は外構工事の最終段階と家具・建具・設備機器などが少しづつ設置されています。
今週いっぱいがラストスパートです。あと一息。



「ガラスモザイク」 2015/10/22 togo

キッチンの前の壁と天井にガラスモザイクが貼られました。
これはビサッサのガラスモザイクですが、幅6mの壁と天井に貼ると流石の迫力になりました。
キッチンに立った時のガラスモザイクに囲まれた感覚がなんとも不思議な感覚です。一般的には壁面だけに貼られる事が多いですが、それとは大分違った感覚が得られます。
天井に近い空中を走る杉板のパネルには配線ダクトレールを埋め込んであり、後々気軽に照明器具を変えて楽しむ事ができるようになっています。
食堂・台所については、部屋の真ん中にシンクとテーブル一体のカウンターが設置されるのを待つのみとなりました。



「網戸?」 2015/10/15 togo

一見するとガラス建具のように見えますが、実はこの写真の建具は網戸です。
この部屋の南北の開口部は大変大きいのですが、夏場に開け放して使えないと意味がないので網戸を入れています。
そして、網戸を閉めた状態の時に囲まれ感を出す為に桟を入れています。
風を通して虫を通さないという網戸本来の機能だけではなく、空間を演出する機能も盛り込みました。



「石畳」 2015/10/08 togo

外構工事も始まりました。
駐車スペースから玄関までは石畳になります。厚さ10センチから40センチ位の石を置いていきます。
これについてはもう言葉は無用といった感じです。
植栽も入りいよいよ家らしくなってきました。



「連続性」 2015/10/03 togo

9月25日の雑記に登場した謎の型枠はこのようになりました。
中庭に設置する洗い出し仕上の飛び石を造る為の物だったのです。
たかが飛び石、されど飛び石。床仕上と同じ仕上で造る事により連続性が生まれます。あとは指定の位置に設置されるのを待つのみとなりました。

ところで、この住宅には何故広い土間があるのかという話なのですが「連続性」が重要なキーワードになります。
「家に住む」と言いますが実際に家は住む場所です。では、その家が建つ敷地は一体何なのでしょうか?「敷地に住む」とはあまり言いません。しかし敷地はその持ち主が住む場所であります。
家をデザインする時には必ず敷地全体を使って生活できるように考えています。折角敷地があるのだから日常生活の中でフルに使いたいと思うからです。
しかし、「家」と「敷地」が分断されていては家の内部と外部の全てを日常の生活空間として使う事が難しくなります。簡単な例を挙げると掃き出し窓(テラス窓)からは内部から外部へ出るのがちょっと面倒であるという事がその一つです。またその逆もです。
これは内部と外部の間に見えない境界があることによって肉体的負担や精神的負担を感じるからだと考えています。具体的な見えない境界・負担とは、窓を開けなければいけない・靴を履いたり脱いだりしなければいけない・一段下りたり上がったりしないといけない・砂が室内に入りそうに感じるなどなどです。
この住宅の場合、これらを解消する為のものが内部にある土間であり、土間(内部)と隣り合わせの中庭(外部)の連続性により、上に書いた負担がカナリ減るはずです。
そうなるとどうなるのか。負担をあまり感じる事なく内部と外部の行き来が容易になり、土間という内部は外部になり、中庭という外部は内部にのように感じてきます。言い方を変えると中庭を室内のように気軽に使えるという事であります。
これはもうどっちが内部なのか外部なのかよく判らない状態ですが、ここまでくると敷地全体を使って日常生活をおくることが当たり前になり、「敷地に住む」と言えるようになるかもしれません。
ちょっと話が巧すぎるでしょうか・・・・。



「ベランダの手摺」 2015/09/29 togo

ちょっと変わった手摺ですが、いろいろ考えた結果この形になりました。
この手摺もそうですがデザインをする際には、人間の行為や創り出したい状況から考えを進めていき、最終的に形自体を綺麗に整えるようにしています。
この場合は、バルコニーに立った時に道路からは見えないけれど中庭に対しては開放的という状況を創り、敷地外には閉じた状態で中庭との連続性を得れるようにしました。
それにより、バルコニーという場が洗濯物を干したりする用途以外に、時には寛ぐ事ができる場になります。

建物の形ばかりが取り上げられがちですが、形のみを最優先にデザインする事は無く、人間の行為を踏まえた上で形は形として考えています。
結局のところ、住宅で「人々が過ごす時間」をどのようにデザインするかが最重要項目であり、形としては見えない物と物や場と場の関係性であったり、間(ま)であったりをどのように扱うかが重要になってくると思っています。



「いろいろな左官工事」 2015/09/25 togo

今回は左官屋さんの仕事について少々書いてみようと思います。
左官屋さんの仕事を一言で言ってしまうとモルタルや漆喰など粘度の高い材料を塗ったり、タイルを貼ったりする事です。
しかし、その範囲は広く粘度の高い材料を扱わなければいけない仕事の殆どは左官屋さんが行っています。例えば、石やタイルを貼る時にはモルタルを使用するので左官屋さんの登場となる訳です。
また、この写真のモルタル洗い出し仕上の壁は、砂利を混ぜたモルタルを塗った後に表面だけを洗って砂利を露出させます。モルタルを塗る事以外にも更に手間のかかる作業になります。これも左官屋さんの仕事です。


次の写真は外部建具の真鍮レールですが、レールとレールの間の細い部分にモルタルを詰めて平らに均して行くという手間のかかる作業も左官屋さんが行います。
そして写真中央の部分は、レールとレールの間に溜まった水がキチンと流れるようにレールの下に溝を作っているところです。


本日最後の写真は何かの型枠ですが、これにも左官屋さんが関わってきます。
何が出来上がるのかはお楽しみということで。全くもったいぶる程の事ではないのですが・・・・
左官屋さんは万能選手ですね。



「階段室」 2015/09/17 togo

ここは階段が設置される部分ですが、階段がまだ設置されていないので一番下のフロアから一番上のフロアまで吹き抜けの状態です。
建物は二階建ですが、スキップフロアになっているので一番下のフロアから一番上のフロアまでは結構な高さがあります。
間近のフロアまでの移動は距離が近いので楽なのですが、一番下から一番上まであがろうとすると普通の2階建の建物よりも1.5倍疲れる計算になります。
まあ、たいした差ではないので間近のフロアへの移動が楽な方が日常生活には重要な事だと思っています。
それから、一番下から一番上まで続く壁面の大きさが空間に広がりを与える事もこの住宅の付加価値の一つになっているのではないでしょうか。



「オープンハウス日程決定」 2015/09/14 togo

笹ケ根1308SAのオープンハウスの日程が決まりましたのでトップページにてご案内しております。
現在内装の工事が着々と進んでいるので細かい打ち合わせが増えてきたと同時に、少しづつ完成形が見えてきました。
先日は外構の打ち合わせも行いましたので外構工事が始まるのも楽しみであります。
建物に負けない力強い外構になる予定です。
駐車場部分などは石敷き・・・・と言うよりは岩敷きと言った方がしっくりくるような感じの床になると思われます。

それから、夕日に照らされた建物が結構綺麗だったので写真を撮ってみました。
ご興味のある方はお早めにお問い合わせくださいませ。



「コンクリートの壁は蓄熱体」 2015/09/03 togo

住宅である笹ケ根1308SAの中で一番目立つ空間は写真の土間スペースです。
写真に写っている範囲は全て土間になり、最大の開口部は6m近くにも達します。したがってサッシを全て開けると完全に外と繋がります、というより外にいる感覚となります。更に、全開口と言えどもちゃんと網戸もあるので真夏でもフルオープンが楽しめます。
また、写真正面のコンクリートの壁は構造の壁では無く独立した意匠の壁になり、この前に蒔ストーブが置かれます。そして、この壁が蓄熱体となり蒔ストーブの熱エネルギーを貯める役割を担います。
普通に蒔ストーブを置いただけの状態以上の暖房効果を狙っている訳なのです。
ところで、何故こんなにも広い土間を造るのかという話はまた別の機会に書こうと思っています。



「コーナーの開口部」 2015/08/27 togo

これは、笹ケ根1308SAのコーナー外部建具部分のの鴨居です。
L字型に全開口する事や他の部分の開口部とも連続している為、断面が複雑な納まりになっています。
また、ここまで幅の広い無垢材がなかなか無い為何枚かの板を合わせて造っているのですが、コーナー部ということもあり余計に加工も大変そうです。
建物のあちこちに仕上がりが楽しみな場所がありますが、ここもその一つです。



「内装工事にはいる」 2015/08/20 togo

外装も一通り終わり、内装の工事に入りました。
まずは床が貼られ、順次天井・内装壁などが貼られて行きます。
二階の床板を貼るために化粧梁の養生が剥がされていましたが、この梁がこれまたとても綺麗な材でした。
この梁は実際に二階の床を受けている構造の梁なので、梁としては相当綺麗なレベルです。が・・・・しかし、最終的にはこの梁が半分隠れてしまいます。
実に勿体無い・・・・と、思いました。
が!その綺麗な梁を隠してしまっても許せる位の天井になる予定なので良しとします。ちょっと意外な感じになります。



「好循環」 2015/08/12 togo

笹ケ根1308SAの外壁がほぼ完了しそうです。
ところで、外壁の杉板の質が想定していたよりもカナリ良いです。こういうところは工務店さんの力によるところが大きいので感謝です。
ここまでの幅広の板で節の無い材が手に入ることはなかなか無いのではないでしょうか。もちろん予算を全く気にしなければ可能だと思いますが・・・・。

これは工務店さんとの長年のお付き合いの中での信頼関係がこのような良い結果につながっているのだろうと思います。
そんなこんなでお施主さんが一番喜んでくれている訳で、それを見た施工者と設計者は更に頑張ってしまうという好循環で仕事が進んでおります。



「猛暑お見舞い申し上げます」 2015/08/04 togo

ここのところ愛知県は連日猛暑が続いております。
この建物がある地域も例外なく猛暑であります。
こんなにも暑い日に外で一日中建物を作っている大工さんには頭が下がります。建物の中での作業は比較的涼しそうなのですが外壁を貼る作業はとても大変そうです。
しかし、おかげさまで着実に外壁が貼り進められています。現在で6割〜7割は貼られているようですが、全て貼られると相当の迫力を醸し出しそうなので今から楽しみです。



「ちょっと意外な話」 2015/07/30 togo
いろいろな人々からよく聞かれる話をちょっとしてみます。
私が設計している建物を見て「設計事務所に頼んで建てると高いんでしょ?」と聞かれる事が多々ありますが、そうでもありません。
例えば具体的に坪単価で比べた場合に、「某ハウスメーカーのこの建物」と比べて「私が設計したこの建物」の方が安いはずですという話をすると、びっくりされる方が殆どです。
実際、今施行中の無垢材・自然素材をふんだんに使用した、一見すると高そうな笹ケ根1308SAでもそのような話に当てはまります。
建築業界は一般の方々からみると実に解り難い世界だと思いますが、シンプルに考えると「建物に関わる人々が働いた分の金額と建物に関わる物・材料の分の金額」を足した分が建物の金額になります。正しい建物の金額は、それ以上にも以下にもなる事はないと思います。したがって、そのように考えてみると何が高くて何が安いのかの判断がし易い様な気がしています。



「外壁の杉板その2」 2015/07/30 togo

杉板の外壁が貼られました。
板の幅が20cm以上あるので結構な迫力があります。厚さは4cm程で板と板の隙間を5mmあけて貼っています。
ちなみに無塗装です。
この様な仕様に至った経緯は、数年前にある製材所に材木を見に行った際に目の当たりにした壁が鮮烈に脳裏に焼き付いていたからです。
その製材所の敷地内にある小屋の壁は、曳きっぱなしの厚さ3cm程の杉板で貼られており、10年以上の期間風雨に晒されながらもびくともしていない様子でした。外壁に板を貼る場合、まずなんらかの塗装考えてしまいますが、曳きっぱなしの無塗装でも全く問題がない事が衝撃的でした。そして、いつかこの様な耐久性の高い外壁を造ってみようと考えていたのです。
と、言うことで杉の木の塊のような家の工事は着々と進んでおります。



「外壁の杉板」 2015/07/26 togo

工務店の工場に外壁の杉板が積まれていました。
とても外壁材とは思えない迫力の杉板です。知らない人が見たら足場板と思ってしまうのではないでしょうか。
いよいよこの板が外壁に貼られます。



「端部が重要」 2015/07/15 togo

屋根はガルバリウム鋼板のタテハゼで葺いていますが、軒先の納まりを一般的な納まりとは少し変えています。
普通にタテハゼで葺いた屋根では、道路から屋根を見上げた時の軒先にハゼの立ち上がりがポツポツ見える為シャープに見えません。
この建物では屋根を薄く軽くシャープにしたいと思っていましたので、ハゼが屋根の先端よりも手前で終わるようにしました。
これにより、下から見上げた際にも軒先が一枚の平らな薄い板に見えるので軽快感がでます。

しかし、ただ屋根に軽快感をもたせたいだけでこのような納まりにしているわけではありません。
建築物はもとより形ある物の殆どは、端部の納まり方によって全体の印象が決まると言っても過言ではないと思っています。
全体から見れば端部はほんの一部にすぎませんが、その些細な一部がもっと大きな全体の印象を大きく変化させるからです。
つまり、小さい形状の違いが大きな効果に繋がる端部の納まりが重要だからなのです。



「断熱について」 2015/06/27 togo

今回の建物は断熱材を入れている位置がちょっと違います。
TOGODESIGNでは通常、柱・梁の外側に断熱材を入れて構造体を全て断熱材で包んでいますが、今回の建物でそれをやるとあまりにも壁が厚くなってしまう為に外壁を留める胴縁間に入れています。
代わりに外壁仕上げ材と断熱材の間に空気がより多く流れるような仕様にして日陰のような状態を作り暑さに備えています。
寒さに対しては断熱材の性能と材木の厚さにより備えるかたちとなっています。
それから、断熱材の貼り方がとても丁寧で胴縁と断熱材の隙間が殆どありません。同様に断熱材と断熱材の隙間も殆どありません。大工さん、丁寧な仕事をありがとうございます。



「屋根は薄く」 2015/06/18 togo

これは平屋部分の軒裏ですが、現時点でほぼ完成の状態と同様の見た目です。
今回は屋根を薄く軽く見せるようにデザインしたので軒裏からの眺めも軽快です。
垂木が並んでいる姿も軽い印象に貢献しているのかもしれませんが単純に綺麗でもあります。
ちなみに平屋部分の屋根には樋が付かないので軒先きの薄さが際立つと思います。



「土壁完了」 2015/06/11 togo

土壁を塗る前の外観。桧小舞が組まれています。


壁の内外に土が塗られました。
このまましばらく土壁が乾燥するのを待ち、その後の工程に進みます。
乾燥を待つ間にもサッシの取り付けや屋根の仕上げの工事などを行います。開口部にサッシが入ればだいぶ家らしくなるでしょう。
この写真の位置から建物を見ると、実際の床面積以上に大きく見えますが建物の高さは抑えて設計しています。
2階建てのこの住宅は各フロアがスキップしており、左の棟の一階が一番下のフロアになります。
各フロアのレベル差はそれぞれ1.2m〜1.4m程度なので、上の床と下の床それぞれが近く感じられ、上下の移動が精神的に楽になります。



「土壁」 2015/06/08 togo

沢山練った土を少しづつ壁に塗っていきます。いろいろな種類の土が混ざっているそうです、結構な粘りがありました。


これは外壁の外側から土が塗られた状態で、小舞の目から室内側に土が出てきています。この後に室内側からも土を塗ります。
小舞は一般的な竹小舞ではなく桧小舞を使用しました。竹よりもたわみが少ないので土を塗りやすいようです。
最近は土壁で造る家がめっきり少なくなったのでこのような光景を見る事は少ないですね。

「高級」という意味ではなく「質の高い」家を造ろうと思いながら設計を進めて行ったのですが、結果的にこの家では工業製品の材料が極めて少なくなりました。かなりの割合が自然素材の家だと思います。
この状態を見た施主さんからは「なんか和風ですね〜」と言われましたがおそらくこれを見てる方々は皆そのように思われる事でしょう。しかし、今後工事が進むと和風からはどんどん離れて行きます。
多分。



「ちょっとお知らせ」 2015/05/26 togo

まだまだだいぶ先の話になりますが、お施主様のご厚意により「笹ケ根1308SA」のオープンハウスを行わせていただく事になりました。
時期は、工事がスムーズに進行すれば10月を予定しております。
個人住宅という事もあり見学につきましては事前にメールでお問い合わせいただいた方のみとさせていただきたいと思います。
ご興味のある方は随時お問い合わせください。

申し込みメールはこちらmaster@togodesign.jp
またはトップページの一番下からお願い致します。
1>「C」にチェック
2>お客様情報は、お名前とメールアドレスだけのご記入でも大丈夫です。
3>用件欄に「オープンハウス見学希望」とお書きください。
お問い合わせいただいた方には日程が決まり次第、日時と場所の案内を差し上げます。



「建て方」 2015/05/22 togo

昨日建て方が完了しました。
今回の建物はいつもより太い柱があったり梁も大きな物を沢山使用している為とても迫力がある構造体となりました。
通常は軸組の状態だと柱と梁でスカスカな為に向こう側が透けて見える感じなのですが、今回は向こう側が見えにくいという状態で、なんというか木の塊と言った印象です。
外壁が貼られたら更に迫力を増す事は容易に想像できるので楽しみも増します。
施主様も現場に来られて楽しまれている姿が印象的でした。



「建て方始まる」 2015/05/20 togo

笹ケ根1308SAの建て方が始まりました。
明日までかかりますが、いよいよ建物のボリュームが現れます。
やはり工事中の建物の見た目は、建て方の時が一番変化の度合いが大きいので楽しいです。毎回ワクワクします。
今回の建物はサイズ的にはコンパクトにまとまっているのですが(いや、そんなにコンパクトでもないかな?)梁の断面が大きいので結構迫力あるかもしれません。
土台以外は全部杉という事もあって、見た目にも綺麗な軸組になると思われます。



「基礎配筋」 2015/04/27 togo

現在基礎工事が進んでおります。
毎度の事ながら一般的によく見る木造の基礎とは異なる基礎ですが、構造家と打ち合わせをしながら構造の計画を行い構造計算をするとこのような基礎になります。
何の根拠も無い単なる感覚で見ると過剰な基礎にも思えますが、構造計算に基づいた根拠ある基礎です。
基礎から上の木造の骨組みの構造計算だけではなく、毎回基礎も構造計算を行って設計しています。
基礎配筋と型枠が終わるといよいよコンクリート打ちです。



「笹ケ根1308SA着工」 2015/04/02 togo

笹ケ根1308SAの工事が始まりました。
今月は基礎工事ですが、現在は基礎のコンクリートを打つまでの準備になります。
まず写真のように敷地の土を鋤きとり、転圧して地盤を固め、その後に基礎の鉄筋を組む為のコンクリートを打ち、鉄筋と型枠を組んでいきます。
その後にやっと基礎のコンクリートを打つ事になります。と、文字で書くと簡単なようですが実際の作業はなかなかに大変なものです。
地盤は以前の調査の結果通り良さそうでした。



「桜咲きました」 2015/03/26 togo

本日お寺の門の写真を再び撮りに行ってきました。桜が満開の時期に撮りたかったのです。
ところで、もう桜咲いているの?と思われるでしょうがここの桜は早咲きの桜なので咲いています。今年も一番早く見た桜であります。
門と桜、そして門と塀の前の植栽が植えられれば更に良い景色となる事でしょう。
まだまだ楽しみは続きます。



「お寺の門の撮影」 2015/03/15 togo

先日、一回目のお寺の門の撮影に行ってきました。
一回目の・・・というのは何故かと言いますと、現在も外構の工事は続いており全体としてはまだまだ完成していません。
したがって、とりあえず今の段階で撮影をしてみたのです。桜ももうすぐ咲くのでその頃にも撮りに行こうと思っています。
ところで雑記の更新が月イチのような感じになってしまっていますがこれではイカンイカンと思っているところです。



「笹ケ根1308SA地鎮祭」 2015/02/15 togo

ふと気がつけばもう2月も半ばです。
先日、と言っても1月の末ですがほとんどが杉材の家「笹ケ根1308SA」の地鎮祭が行われました。と、言うことでもうすぐ着工です。
ついつい沢山の手間をかけてしまったので長い設計期間となりましたが、その分良い住宅になることを願っております。
ここからは工務店さんとのチームワークが大切ですね。共にがんばりたいと思います。



「新年」 2015/1/2 togo

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
今年の一発目は杉・杉・杉どこを見ても杉、ほとんどが杉の住宅が着工します。ちょっと言い杉(過ぎ)ですが、結構杉材ばかりで造ります。
※注:決して酔っ払って書いている訳ではございません。



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